品川区議会では、品川区の産業経済の発展に寄与する政策提言を行う各団体を対象に、「品川区政策要望ヒアリング」を開催しています。
当ヒアリングの政策提言は品川区及び品川区議会において審議され区の施策運営に活用されます。
当会におきましては、理事会において、下記青字のような内容の政策提言を行うことを決定し、松尾副理事長が当日限られた30分以内との枠内では全て云い尽くせぬ思いはあったかに思いますが、先ずは発表&提言しました。
日時、会場、提言先は以下の通りです。
・日時-7月18日(水) 午後2時半~2時50分
・会場-品川区役所・議会棟5階-第3委員会室
・提言先-品川区議会-自民党会派 以 上
◎なお、発表・提言の内容は以下の通りです。
商店街の活性化のために
7月18日
1.商店街及び隣接する観光資源のデジタルサイネージ案内板の設置
問題点:案内板がどこにあるかなかなか分からない、
隣接する観光資源が分からない。
単なる案内板では個店の開業、廃業の修正に時間が掛かり、タイムラグが発生する、
多言語への対応に限界がある、災害時の情報伝達が瞬時にできないなど問題がある。
解決策:下記の対応をしたデジタルサイネージ案内板を設置する。
★モデル商店街を定め、商店街及び近隣住民、往来者、専門家による検討プロジ ェクトを発足させる。
★わかりやすい場所に設置
品川区の掲示板に埋め込む、商店街の案内所に設置するなど考えられる。
★外国人のために、言語表示に英語、中国語、韓国語など入れ、画面が切り替わ るようにする。
★デジタルサイネージ案内板にすることにより、災害時の災害情報伝達にも使用
できるとともに、多言語表示により、外国人への情報伝達ができる。
★QRコードで個店情報が取得できるようにする。(QRコードイメージ)
QRコードによりスマホ携帯に情報を落とし込め、個店の広告となる。
2.商店街の持つ機能についての見直し
★高齢化、少子化に対応する商店街のあり方について考える。
品川区1世帯あたり人数は1.8人、若者、サラリーマンの多くはアマゾン他WEB
上で物品を購入、大手スーパー、コンビニの進展による
ワンストップ化、きつい魚屋、八百屋等やりたがらない、商店主がご子息につ
がせない、ご子息がつがないなど事業承継に閉塞感
、文法具は100円ショップで揃うなど大きく変化してきている。
★商店街支援を広くとらえ地域貢献型支援へシフトする。
従来型支援:街路灯・アーケード整備、ポイントカード導入、イベント、PR紙
の作成など
地域貢献型:地域コミュニケーションの向上、高齢社会への対応(買い物支援
など)、地域を支える人材育成、空き店舗対策(若い起業家に行政が補助を出し安く
使用してもらうなど)
3.個店中心の商店街助成策の実施
★商店街を構成する個店の活性化施策をとる。
期間を限定し、中小企業診断士を個店の顧問とし支援させる。
ヒアリングを実施し、課題を抽出し、改善策を共に考える。
4.商店街に隣接する、公園、コミュニティー道路の更なる活用策
★例えば、林試の森公園や戸越公園にホタルを飼い、またコミュニティー道路に
ビオトープを増やし、区民憩いの場所を充実させる。等々